経済の発展にともない深刻化する環境問題の中、VOCに対しての規制や法令が本格的に施行され始めました。私たちのご提案するVOC処理設備をご使用いただくことで、各種排気基準をクリアし、安心して生産に専念いただけます。処理能力は5万㎥/h・3万㎥/h・1万㎥/hの3つの基本モデルをご用意しております。お客様の工場面積、生産品目の種類や規模などをご連絡いただければ、必要とする処理能力に適したモデルをご提案いたします。
※導入先顧客の製造環境情報保護のため、写真はイメージ画像を使用しています。
自動車部品塗装工場様へのVOC処理設備の導入提案事例
中華人民共和国大気汚染防止法(改正版 2016年1月1日施行)・VOC汚染排出費徴収試行規則(2015年施行※一部地域から開始)・環境保護税法(2018年1月1日施行)・制御汚染物質排出許可制度実施方案(2020年迄に全国的に許可制を実施)など、経済の発展にともなう環境保全法令が順次施行を開始いたしました。
中国の環境保全は私たちも望む点であるため早期に導入実現を達成したいものの、設備導入スペースや稼働によるエネルギー費用など、現実的な課題を抱えていました。
●VOC濃縮装置(高性能濃縮ロータ)+ 催化热氧化分解を
コンパクトに一体化する。
●工場側で装置を一体化できるため、現場での設置作業による負担を大幅に軽減できる。
●効率的なVOC処理によって設備の巨大化を抑えられた。
●新たな敷地の拡張を避けることができ、導入に関わる
総コストを圧縮できた。
●環境保全と省エネルギーの両面から中国の経済発展を
支えられます。
●各種排気基準をクリア。
工場を操業するにあたり、環境保全法令をクリアすることは私たちの義務でもありますが、容易なことではありませんでした。今回のVOC処理設備の導入で法令クリアはもちろんのこと、濃縮による焼却装置運営コストの圧縮、焼却熱の再利用による電気代削減、工場内悪臭の解決など、一石二鳥どころか一石四鳥の効果を得ることができました。設備導入にあたっては、装置本来の基本設計をベースに、工場に適した装置を設計・選定した合理化に基づいたご提案をいただきました。安全に連続運転できる安定性にも優れており、安心して工場を稼働しています。